読み:黄鶴西楼(こうかくせいろう)の月、長江萬里の情。
意味:黄鶴楼上から月を眺め、長江萬里の流れに対して詩情を漲らせた。
草書。
昨日、ひたすら書いていて思ったこと。
私の草書は千と千尋の神隠しに出ていた、「カオナシ」みたい。と。何枚書いても「カオナシ」のオンパレ〜ド。表情のないのっぺりとした字。
こりゃ、いかん。と、思い直して仕上げたのが上の作品。まだ、「カオアリ」ではありませんが・・
教室に通っていた頃。
あなたの字は形はいいけど、面白みがない。といつも言われてました。
定規をあてたみたいな線だ。と。
先生の筆先からにじみ出る朱色を、うるうるの目で見てました。(定規なんかあててない。一生懸命書いたのに。って思いながら)
その筆先はとにかく丁寧で優雅。
あの頃よりも今のほうが、その丁寧さがいかに大切か、とてもよくわかります。なんで、あの頃、あんまりよくわからなかったのかな。。