こんにちは〜、恭泉です(^^)/
書いてますよ、百人一首。
文屋康秀
ふくからに 秋の草木の しをるれば
むべ山風を あらしというらむ
平安時代、漢字を歌によむ、
パズルのような「ことば遊び」が流行しました。
文屋康秀がこの流行にのって、
「嵐」という字を歌によんでみたものです。
山から風がふき下ろすと、すぐ秋の草木がしおれてしまうので、
なるほど、それで山風を嵐というんだなぁ。
大江千里
月見れば ちぢに物こそ 悲しけれ
わが身ひとつの秋にはあれねど
これは、大江千里が月をながめながら、
別れた恋人のことを思い出して読んだ歌です。
このすみきった秋の月をながめていると・・・
さまざまに心が乱れて、物悲しさにつつまれます。
何もわたし一人だけを、このように悲しくさえるために
やってきた秋ではないのだれれど・・・
*大江家は学者一家^^