札幌市豊平区/菊水駅/学園前駅の書道教室🍁かえで書道苑

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二十二首目 二十三首目

こんにちは〜、恭泉です(^^)/

書いてますよ、百人一首

二十二首目

文屋康秀
ふくからに 秋の草木の しをるれば
むべ山風を あらしというらむ



平安時代、漢字を歌によむ、
パズルのような「ことば遊び」が流行しました。
文屋康秀がこの流行にのって、
「嵐」という字を歌によんでみたものです。


山から風がふき下ろすと、すぐ秋の草木がしおれてしまうので、
なるほど、それで山風を嵐というんだなぁ。


*秀康は六歌仙に数えらる名歌人^^





二十三首目

大江千里
月見れば ちぢに物こそ 悲しけれ
わが身ひとつの秋にはあれねど


これは、大江千里が月をながめながら、
別れた恋人のことを思い出して読んだ歌です。


このすみきった秋の月をながめていると・・・
さまざまに心が乱れて、物悲しさにつつまれます。

何もわたし一人だけを、このように悲しくさえるために
やってきた秋ではないのだれれど・・・



*大江家は学者一家^^