札幌市豊平区/菊水駅/学園前駅の書道教室🍁かえで書道苑

札幌市豊平区/菊水駅/学園前駅にある少人数制でアットホームな書道教室です。今なら体験レッスンが★無料★書道の基礎を身につけられるようあなたのペースに合わせてお稽古します。師範免許も取得できます。小学生から大人まで心を込めてご指導いたします。ペン字や硬筆もOK。ホームページhttps://kaede-sho.net/

二十九首、三十首目。

こんにちは(^^)、
コンタクトが真っ二つに割れて、メガネッ子恭泉です。


さて、
二十九首目

凡河内躬恒

心あてに 折らばや折らむ 初霜の
置きまどはせる 白菊の花 


躬恒は、歌をぱっとつくる早づくりの天才でした。

ある朝、菊を折ろうと思って外に出ました。
そのときによんだのがこの歌です。


あてずっぽうで、折ったなら・・・
折ることができようか。
あたり一面に初霜が降りて、どれが霜やら菊やら・・・、
さっぱりわからない白菊の花を・・・

*早づくりの天才だった躬恒でしたが、いつまでたってもえらくなれず、
一生貧しさから抜け出せなかったといわれています。


三十首目

壬生忠岑

有明の つれなく見えし 別れより
暁ばかり 憂きものはなし


忠岑はその人に夢中でした。その人と一緒にいると幸せでした。
ところがある朝、別れぎわに突然、その人は冷たい言葉を忠岑にあびせました。
あのとき、夜が明けたというのに、空には月が輝いていました。



別れた人を思いながら、この歌をよみました。



あのとき、夜明けの空に月が冷たく残っていたように・・・
あなたの態度は冷たかった・・・。

あのときからわたしは、夜明けが来るのがつらい・・・
夜明けが来るたびに、あのときの、あなたを思い出してしまうから・・・

ふられた朝を思う、別れた人へおくる歌です。


*身分の低い役人でしたが、古今集の撰者でした。